第1章 崩れ去った『日常』

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小松基地と言えば中部航空方面隊で2つしかない戦闘機隊を運用する基地の1つだぞ? 「あとは百里しかねぇじゃんか!?」 関東丸裸じゃねぇかよ!? 俺は取り敢えず自宅に急ぐ事にした。 プルルルルッ!プルルルルッ! ん? 電話? 俺はポケットから携帯を取り出した。 「聡か……もしもし?」 あっ、道交法違反だ…… 『昴か?ニュース聞いたか?』 「ああ、聞いたよ。この辺もやばいかもな……つーか、運転中だから良いか?」 『えっ、ああ、運転中か……学校の帰りか?』 「それ以外になんかあるか?」 『お前、彼女いねぇもんなぁ~』 ムカッときたなぁ、今の一言は! 「後で見てろよな!つーか、お前もいねぇだろ!!」
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