第1章 崩れ去った『日常』

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『ん?そーいや、そーだな……さっきよりあわただしい』 電話口の向こうからはなんかやけにあわただしい感じが伝わってくる。 『おい、嘘だろ!?ヤベェ!ヤベェ!こいつはヤバいぞ!』 なんか聡が言っている。 なんか嫌な予感がする…… 『た、ただいま関東全域に空襲警報が発令されました!速やかに避難してください!』 ま、マジかよ…… 「聡!ちょっと切るぞ!」 俺は携帯を切って県警の誘導に従って避難場所に向かった。
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