第一章『受け継がれる遺志、時代のうねり、人の夢』

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「大殿は恐らく長政様は斬首または切腹…嫡子殿は仏門か長政様ど同じく…」 半兵衛はゆっくりと下に目をそらした。 「では…兄上を殺せば万福丸は助かるだろ…」 と長政は懐から書状を取り出した。 そこには日本地図に大名の名前。さらに羽柴、明智、徳川と書かれている。 「長政様これは…?」 長政はそれを聞かず、半兵衛は仕方なく次の紙に目を通した。
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