<プロローグ> 知将と義将の密約

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「秀長はいちいた騒ぐなや」 口調は苛立ちが見えるが顔は冷静沈着そのものである。 「しかし、このままだと何時奇襲されても可笑しくありませぬな」 逆隣の優男は本を読みながら言った。 「半兵衛殿も兄者もいい加減にして下さい!」 後々の鍵となる秀吉 その弟の秀長 美濃の麒麟児こと竹中重治通称半兵衛
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