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はじめに…
草むらの陰で、カメラ片手に写真を撮り続けている男の姿があった。
彼の名前は霧雨レイス。
今から100年前、ネクロス新聞社で様々な場面に出くわすも、体を張って記事を書き続けた記者だ。
何故、彼が生きているかって…?
兵士の経験があり、不死に近い体質故、今日まで生きながらえたのである。
そんな彼は現在、オルガ大陸の端にあるオルガ新聞社にて、昔の仲間達と新聞を発行し続けている。
さて、新たな物語が始まる…
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