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良太郎「ふう~」
この青年は野上良太郎…時間を守る戦士、仮面ライダー電王としてイマジンと闘った人物である。
良太郎「最近はイマジンも出ないし、平和だなぁ…」
(良太郎!)
良太郎「!も、モモタロス!?」
モモタロスとは、仮面ライダー電王として、良太郎と共に闘ったイマジンの一人である。
良太郎「いきなりどうしたの!?最近全く会わないと思ってたら…」
(それが大変な事になってんだよ!とりあえず今、デンライナーがそっちに向かってる!外に出とけ!)
良太郎「う、うん!」
良太郎は外に出る。
男性A「ヒャヒャヒャヒャ…」
良太郎「ん!?」
良太郎は一人の男性が腕に何かを射し込むのを見る。
(キャット)
男の姿が、怪人へと変わる。
良太郎「な、何!?初めて見る怪人だ!と、とにかく…!」
良太郎はデンオウベルトを取り出そうとするが…
良太郎「…あっ、そういえばオーナーが…」
(ベルトを一応点検しておきたいので、しばらくの間預からせてもらいます。)
…そう、良太郎は今、デンオウベルトを持っていなかったのだ。
怪人「ヒャヒャヒャ…!」
猫の怪人が、良太郎に近づいていく。
良太郎「っ…どうすれば…」
その時…
モモ「良太郎~!」
デンライナーが良太郎の後ろに現れた。
良太郎「モモタロス!」
ハナ「良太郎!これ!」
ハナは良太郎にデンオウベルトを投げ渡す。
良太郎「ありがとう、ハナさん!」
モモ「良太郎、いくぜ!」
良太郎「うん!」
良太郎はデンオウベルトを装着する。
良太郎「変身!」
(ソードフォーム)
モモ「よっと!」
モモタロスが電王に憑依し、良太郎は仮面ライダー電王ソードフォームに変身した。
怪人「ヒャ?何だお前?」
電王「へへっ…俺、久しぶりに参上!」
電王は、いつもの決め台詞を言う。
(モモタロス気をつけて!この怪人…!)
電王「分かってる!」
(えっ?)
「とにかく話は後だ!いくぜ、いくぜ、いくぜ~!」
電王はデンガッシャーを片手に、猫の怪人に向かっていく。
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