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とりあえず俺たちは状況を整理した。
ここにいるのは3-6の生徒。
コンクリートの部屋は教室ほどの広さ。
いたってシンプルなことをまとめて後、二人はこの部屋の奇妙な所に注目した。
教室の側面にあたる壁に扉があった。
ただしドアノブや鍵穴などは一切ない不思議なドアが十個並んでいた。
そして天井の四方にカメラ、中心にスピーカーらしきもの…。
「わかったのはこれだけか…ところでさ、俺達って死んだのかな?」
「はぁ?」
隆二が目を丸くする。
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