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【若林宅】
空は清々しく晴れ渡り小鳥のさえずりが朝の訪れを報せてくれる。
それでも、時間帯的にはまだ眠りの中の人もいるだろう。こんな時間に騒音を撒き散らすなど非常識にも程があるのだが・・・
『うわ~~~!!!』
あるマンションの一室から1人の青年の叫び声が響いた所から、この物語はスタートする。
青年の名前は若林正恭。今をときめくオードリーと言うお笑い芸人の片割れだ。
若林は鏡の前で呆然と自分の姿を映し立ち尽くしていた。
元々、小柄な方で身長も低く女の子みたいと言われたこともあったが・・・
若林は鏡を見ながら自分の頬を触り恐る恐る、パジャマを着てる自分の胸を触ってみる。
・・・・・そんなに大きくはないが僅かに胸が膨らんでいる。明らかに男の胸とは違う膨らみが・・・
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