女の子の気持ち

3/20
前へ
/32ページ
次へ
【若林宅】 空は清々しく晴れ渡り小鳥のさえずりが朝の訪れを報せてくれる。 それでも、時間帯的にはまだ眠りの中の人もいるだろう。こんな時間に騒音を撒き散らすなど非常識にも程があるのだが・・・ 『うわ~~~!!!』 あるマンションの一室から1人の青年の叫び声が響いた所から、この物語はスタートする。 青年の名前は若林正恭。今をときめくオードリーと言うお笑い芸人の片割れだ。 若林は鏡の前で呆然と自分の姿を映し立ち尽くしていた。 元々、小柄な方で身長も低く女の子みたいと言われたこともあったが・・・ 若林は鏡を見ながら自分の頬を触り恐る恐る、パジャマを着てる自分の胸を触ってみる。 ・・・・・そんなに大きくはないが僅かに胸が膨らんでいる。明らかに男の胸とは違う膨らみが・・・
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

47人が本棚に入れています
本棚に追加