第1章 ―朝川先輩と凪先輩―

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翌日、8時に家のチャイムがなり響いた。 それが誰だか僕はすぐわかった。 朝川先輩だ。彼女が帰った後、『8時に迎えにいくね‼』というメールが送られてきたので、『了解です』と打ったので間違いないだろう。 僕は急いで玄関に向かい扉を開けると、 私服の朝川先輩が立っていた。 朝川先輩はジーンズと半袖のシャツを着ていて、とても魅力的だ。 てか何を着ていても魅力的だろう。 「おはよう、高志君っ」 「おはようございます、朝川先輩」 朝川先輩はニコニコしている。僕はその笑顔を見て思わずドキッとしてしまった。 「準備はするので、上がってちょっと待っててください」 そう言って朝川先輩をリビングへ連れて、僕は自分の部屋に向かった。 本当に朝川先輩とデートできるんだな そう思うと心が踊ってきた。
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