透明

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"寒いね"そういったきり 2人足音そろえて歩く 一歩一歩の時間が 授業中より遅く感じる 何もかも 世界には2人しかいないみたいに 風の音も車のエンジンの音も 木々のざわめきも 鳥の鳴き声も 家から聞こえる 笑い声もみんな 2人が通ると消えてしまう ただ君は離れていくだけ 夢なんかじゃない 下手な現実逃避したって逃れられない これが立派な"現実" どうしたらこの手は 届くかな? もしも願いが 1つだけ叶うなら 私は願います もう一番私だけの あなたにしたい・・・
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