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「スピナ!エルヴィン!『巨大種』に突っ込む!!援護してくれ!」
俺は隊員に指示を飛ばす。直ぐに二人の兵士が俺の左右後方に付いた。
俺はエアモービルのエンジンを全開にする。黄金の鬣を持つソイツに向かって一直線に飛ぶ。
アイツを倒せば、戦況は楽になる!
俺は腰からブレードを二本引き抜いた。鞘から放たれた刃が振動するのが手に伝わる。
っと!!
前方から灰色の身体に、黒い翼を持ったヤツが大勢飛んでくる。
「『飛行型』だ!頼む!!」
俺は後ろの二人に声を飛ばす。
直ぐに二人は銃で、ヤツラに応戦した。
その合間に俺は前方へと進む。
『巨大種』との距離15m!
その距離をエアモービルは一瞬で縮めた。
「ガアァァァア」
黒いライオンは巨大な爪を降り下ろす!!
「っ!!」
俺は身体を回転させながら急上昇してそれを回避する。
………終わりだ
俺はブレードを強く握り、急降下する!
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