プロローグ

4/5

22人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
「スピナ!エルヴィン!『巨大種』に突っ込む!!援護してくれ!」 俺は隊員に指示を飛ばす。直ぐに二人の兵士が俺の左右後方に付いた。 俺はエアモービルのエンジンを全開にする。黄金の鬣を持つソイツに向かって一直線に飛ぶ。 アイツを倒せば、戦況は楽になる! 俺は腰からブレードを二本引き抜いた。鞘から放たれた刃が振動するのが手に伝わる。 っと!! 前方から灰色の身体に、黒い翼を持ったヤツが大勢飛んでくる。 「『飛行型』だ!頼む!!」 俺は後ろの二人に声を飛ばす。 直ぐに二人は銃で、ヤツラに応戦した。 その合間に俺は前方へと進む。 『巨大種』との距離15m! その距離をエアモービルは一瞬で縮めた。 「ガアァァァア」 黒いライオンは巨大な爪を降り下ろす!! 「っ!!」 俺は身体を回転させながら急上昇してそれを回避する。 ………終わりだ 俺はブレードを強く握り、急降下する!
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加