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「お疲れ様です。隊長!」
スピナが飲み物の入ったカップを持ってきた。
「悪いな、サンキュー」
俺はカップを受けとると口に運んだ。
「それにしても、巨大種をあんなに簡単に仕留めちゃうなんて、流石ですね!」
スピナはそう言いながら、俺の前に座った。
「今回のヤツは大して強くなかった…誉めるほどでもねーよ」
「まぁ、そう謙遜するなよシャン!」
俺の隣にガタイの良い大男が腰掛ける。第5部隊の隊員のテッドだ。どーでもいいが…酒臭いぞ。
「あのなぁ、一応俺は第4部隊部隊長なんだぞ?敬語ぐらい使ったらどうだ?」
「がっはっは!細かい事気にするなよ!シャン『隊長』!」
「ったく…」
わざとらしく『隊長』を強調しやがって…。俺はため息をついた。
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