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サング「ハッ・・・!ここは・・・何処だ。」
あたりは真っ白で何にもない只の白い世界が広がっていた。何もなさすぎて逆に怖い。
???「ここは貴方の・・・貴方の心の中です。」
後ろを振り向くと・・・
白い翼の生えた綺麗な女性がいた。
サング「あんたは・・・誰だ?」
???「申し遅れました。私は“マハラ”。これから貴方と共にある存在です。」
サング「な、ちょっと待て・・・俺と共にあるってあんたは一体何者なんだ?」
マハラ「貴方は私を抜いたのです。あの“聖剣”を。」
サング「そんじゃ・・・あんたはあの聖剣の中の神なのか?」
マハラ「いいえ・・・私は神の使いの天使です。神は天界から離れられないので私が変わりにこの聖剣に憑依したのです。」
サング「そうなのか・・・。でも待てよ・・・。オイッ!俺の兄がもうひとつの剣を抜いたんだ!それは・・・まさか・・・。」
マハラ「えぇ。貴方の考えている通りです。」
サング「クソッ!・・・ムロ!」
マハラ「貴方を元の場所に戻します。急いでお兄さんの安否を確認してください。」
サング「あぁ!頼む!」
マハラがなにか唱え初め聞き始めてから数秒で目蓋が閉じた・・・
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