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サング「って事は北と南でその兄弟が争ったって事か?」
ムロ「いや・・・悪魔の力を手にいれた方は自分の力で国をまとめたそうだ。かなり残虐な事をしていたそうだぞ。」
サング「そうか・・・」
暫く歩くと大きな扉が二人の前に現れた・・・
ムロ「これ・・・か」
サング「どうやって開けんだ・・・これ?」
扉の中央には二つの穴がある・・・
ムロ「サング・・・二人でこの扉に手をつこう。」
サング「わかった・・・。入れた瞬間に手が無くなるとかない・・・よな?」
ムロ「さぁな・・・やってみないと解らん。」
サング「マジかよ・・・」
ムロ「覚悟を決めろ・・・サング・・・。行くぞ!」
二人で扉に手を入れた。
ズガァン・・・
ゴゴゴゴ・・・
扉震えだした。
ムロ「サング!扉から離れろ!」
サング「う、うぉ!」
ズザァ・・・
ムロ「大丈夫かっ?」
サング「手は・・・あるみたいだ。」
ムロ「なら良かった。」
・・・扉の奥は怪しげな青白い炎が燃えており部屋の真ん中には三本の“剣”が刺さっていた。
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