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ぴぎゃああああああイケメンヴォイスのドラゴンがこっち見てるううううううう!
「いやあの無理ですからどっちの意味でも俺は喰われたりしませんから……」
ドラゴンは少し首を傾げて、考えるように恐らく眉間であると思われる部分に皺を作った。
何それ可愛……くなかったわ。むしろ怖い。
「君が優位に立ってもいいんだよ?」
「いやでもあの、ちょっとでもこき使ったりしたら凄い粛清が待ってるのは解ってるんで……」
今度はドラゴンは困ったようで、溜め息を吐きながら疑問の眼差しを俺に向けてきた。
「はあ……そうかい? 普通はドラゴンを僕に出来るって言えば喜ぶのにねえ……」
「普通だと……? じゃあ何か? これまでこの地球でドラゴンの発見例がなかったのは情報操作だったっていうのかよ?」
「え? チキュウって何?」
…………は?
………………はい?
……………………はいぃ!?
「…………。Where is here!?」
「何処の言葉でもないよね? それ何語なの?」
墓穴掘ったっぽい。俺オワタ。
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