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あの日から一週間後
本日10月21日
ちなみに‘あの日’というのは小波が消えた日を指してる
そう、あの日は大変だった･･････チサが小波の家に帰ってきたら泣き出すし、事情を聞いた慎はなぜか怒り出すし、どちらも機嫌を直すのに随分と時間がかかった
こう聞くと2人とも立ち直れたように聞こえるが実際は違う
チサは目に見えて落ち込んでいる･･･というか目に生気が宿っていない、それに慎は極端に小波の話を嫌がるようになった
まるで二人とも小波のことを記憶から無くしたがってるように私は感じた
まぁそういう私だって完全に吹っ切れた訳ではないのだけれど
それよりもなんかこう･･････時折小波が消えたことに関して考えていると胸の奥がムズムズして気持ち悪い時がある
こっちの正体の方が気になっているのが正直な気持ちだった
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