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「勃たねぇ」と赤西は項垂れた
身体が微かに震えている
亀梨は抱き着き「大丈夫、大丈夫だから」と子どもをあやすように背中を擦った
「…明日が怖ぇよ」
そう言う、赤西の気持ちがよく分かった
俺も怖い…、というと少し安心したのか、震えが少し弱まり、何も言わず抱き締めた
結局、する気にもなれず、2人で布団に入り向き合う
「寝たくねぇな」
と言う赤西に、寝ろ!と足を蹴る
その足は赤西の足に絡め取られた
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