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パパっ子だった
あたしわ本当わ
この時父親を
選びたかったんだと思う
でも母親に
「ママをこんなにした
パパに付いてくなら
一生ナナとわ会わないよ
ママに付いてきたら
いつかわパパにも会える」
とふきこまれ
母親に付いていく事に決めた
父親と話をして
「パパと一緒に暮らそう」
『ナナわママと
シホちゃんとこに行く』
「パパの事嫌いか?」
『パパの事すごく好きだけど
シホちゃんが1人だったら
寂しがるし』
「シホにわママがいるから
大丈夫だよ
パパわナナがいないと寂しいよ
パパと一緒に暮らそう?」
『大きくなったら
パパに会いにくるから
パパわ大人だから我慢して
約束するから』
「…わかったよ。約束だよ。」
その時はじめて父親が
泣いてる姿をみた
小さな自分もつられて泣いた
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