第一章

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「どうぞ」 モミジは3人にお茶を出した。 「いただきます」 サクラが頭を下げてから一口飲んだ。 「美味しい」 「ならよかったです」 モミジは嬉しそうに笑った。 ナルトもサクラに続いて一口飲むと、サクラと同じように美味しいと言った。 「…………………」 だがシカマルは飲もうとせず、モミジをジッと見ていた。 「ちょっとシカマル。どうしたのよ」 「分かった。モミジ姉ちゃんに見惚れてんだろ」 横からサクラとナルトが交互に言ったが、反応がない。 「どうかしましたか?」 モミジも気付いてシカマルに聞いた。 「……………あんた…」 ――――ドォーン!! 「「「!?」」」 シカマルが話し掛けた瞬間、外で大きな音がした。 .
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