第一章

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「モミジ姉ちゃん危ないってば!!」 「あ、モミジって偽名だから」 モミジはナルト達に羽織に書いてある『零』の文字を向けたまま言った。 そうしてる間にも化け物は突進してくる。 モミジは片手で刀を振り上げる。 「俺の名前は―――― ――――紅葉アゲハだ」 ――――ザシュッ! 一刀両断 まさにそのような言葉が合うようにモミジ……否、アゲハは化け物を真っ二つに斬った。 「すげー……」 ナルト達はただ呆気に取られて見ていた。 「よし、終わり」 アゲハは斬魄刀を鞘に収めた。 「あんた………」 シカマルに声をかけられ、アゲハはナルト達に向き合った。 「あんた、何者なんだ」 アゲハはその問いにフッと笑い、言った。 「俺は紅葉アゲハ。死神だ」 .
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