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イーストエリア・右方ゲート。
「んー…、どうしよっかなぁ?」
イーストサイドエリアから少し歩いた所にある、商業や娯楽などが盛んな活気溢れる街。
ここは、始まりの場所とは違って武器や魔本、レストランなどの店が並び、これから旅立つ者に対して最高の配慮がなされている”旅立ちの街”として有名である。
「お嬢さんこんなのはどう? 毎日のファッションに悩む事のない、プロのコーディネーター並みのセンスが手に入るマジックミラー!、とか」
ゲート周辺、とある雑貨屋のおじさん店員はこれとばかりに魔法の鏡をお勧めしてくれるのだけれど、
「それはもう持ってるんでいいです」
可憐な女子高生には呆気なく振り払われてしまうのです。
しかし、そんなお年頃の女子高生を釘付けにするアイテムもこのお店にはあったのです。
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