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「もう!」
私は現在不機嫌丸出しで、ゲートの管理人さんに身分証明書を確認してもらっています。
「データと一致しましたので、どうぞお通り下さい」
「なんなのよ! 私の容姿だと1zidにもなんないわけ!?」
「ひぇっ! こ、これは失礼い、致しました!!」
「あんたじゃねぇわっ!」
「ご、ごめんなさい!」
最終的に管理人は私にペコペコしながら涙ぐんで見送ってくれたのです。
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