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「騎士から逃げてた…って、一体何しでかしたの?」
「別に関係ないだろ。 あーすみません、追加でカルボナーラとティラミス一つずつよろしく」
通りかかった店員に、せわしなく注文をする。
「まぁいいけど、あんた達も大変そうね! そうそう、私こう見えて魔法使いなんだ!」
レイは唐突に何か嬉しそうに話し始めた。
「いつか旅にでることが夢で、あのバトルフェスティバルを見に行きたいの!」
「…? バトルなんとかには興味ねぇけど、お前は出場したいんじゃなくて見に行きたいのか?」
「しゅ、出場なんてできっこないってっ!」
「あっ!」
いきなりレイが慌てだしたことで、淡希の飲んでいたとある炭酸飲料の入ったコップを倒してしまった。
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