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禮「さみぃ~!!」
一人寒空の中金と茶が入り混じった髪の毛を何気なく弄りながら登校する
いつもだったら女がいるんだが
女心と秋の空ってか?
あんなに俺に媚びてた女は今隣にいない
まぁおかげで静かな朝を迎えられてるが
この寒空の中一人は寂しい
何より寒い
禮「何か面白い事ねぇ~かな~」
そう一人呟きながら
裏門から学校に入ろうとしたら
どこからか声が聞こえた
「…ッ!!やめろ…触んな!!…」
何だ何だ???
言ってた側から面白そうな匂いがプンプンと…
もちろん黙ってられない俺はそちらに足を向けた
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