恋愛Panic

変人の苦労☆

澪side

とうとう昼休みになってしまった。

この学校では、昼休みに放送をしたりして皆を楽しませるらしいのだが…

今回は、いろいろな意味で楽しくなりそうだな…

『皆さん、テレビをつけてください。』

職員室でも教頭先生がテレビの電源をつける。

『こんにちは、今日もやってまいりました。ナレーターの山田です。今日は、葉月先生がこの学校に来ましたね。
めっちゃくちゃカッコよかったですよね。まあ、俺ほどではないけど。』

ここで、職員室に笑い声がし始めた。

俺には、どこが笑えるのかわからん。

『なんとなんと今回は、ゲストを呼んでいます。えっと、学校１、変人＆マイペースと呼ばれる、二年Ａ組の姫条 みすみさんです。』

『そんなに褒めるなよぉ～照れるだろ。このやろう』

「ぶっ…」

なるほど、ゲストとして忍びこんだか…

『皆さ～ん、こんにちはぁ～、すみませんがあたしの特技、みてくださぁーい。』

『えっ…ちょ…みすみさん？まだ、質問コーナーが終わってませんよ。ちょっ！きいてます！？』

ナレーターの人が頑張って止めようとしているのに、みすみは無視。

『あたしの特技は、失礼な事をすることでーす。』

みすみがそういうと職員室の隣のクラスから「そんなことないよ～」「みすみちゃーん」と聞こえてくる。

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