変人の苦労☆

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「早く行きますよ。」 葉月先生はあたしの手首を掴むと家の中に入っていく。 「って事なので、サインくれますか?お母様。」 床に倒れていたお母さんを助け、ベットに運ぶと、いきなりさっきあたしにもした話しをし始め、お母さんに了解を得ようとする葉月先生。 「みすみは、それでいいの?」 お母さんは心配そうにあたしを見てくる。 「大丈夫。大丈夫だから。」 「そう…」 お母さんはそれ以上何も言わず、サインし始めた。 「では、今日から姫条さんは俺の家に来てもらいますね。」 「えっ!」 ちょっ!早くないですか? 「早いほうがいいじゃないですか。」 心読みやがった? まあ、いい…(いいのかよ。) それより、何で葉月先生はあんなにご機嫌なのでしょうか… 気のせい?うん。気のせいだ。 あっ、明日どうやって学校を盛り上げようかな…… .
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