変人の魅力の恐ろしさ☆

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「とにかく答えて下さい。」 「うーん…そういわれてもなぁ~。あえていうなら。普通が面白くないから。」 「はぁ?」 「いや、面白いほうがいいでしょ?」 「まぁ…」 「それに…皆の笑顔が見たいから。」 「だって、皆が笑えば自分も嬉しいでしょ?」そう付け足すとみすみは、ニッコリと笑った。 「………ッ」 澪がその笑顔に、顔を赤くして手で顔を隠す。 「誰かであの紙屑一枚で幸せになれたら…。何か救えたら…そう思っているのだよ。」 みすみも途中で自分の言っている事が恥ずかしくなったのか、冗談混じりで話し出す。 「「………」」 沈黙。 気まずい…。完全にシラけた…。腐った。空気が腐った…。 みすみは慌てて何か話題をつくろうとする。 「えっと…あれだ。お風呂入ろう。」 結局、風呂に入りたかったので(泳ぎたかったので)風呂の話題を出す。 「一緒に入りますか?」 澪はニヤリッと妖しい笑みをみすみに見せて、みすみの肩に手をおく。 「いいですよ。」 「………」 澪は、思ってもみたかったみすみの返事に固まった。 .image=388963262.jpg
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