変人の魅力の恐ろしさ☆

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澪は、ふー…と溜息をわざと、そうわざとし、にやけている顔を戻す。 「怒りませんから、でてきてください」 「ホント…?」 「はい」 澪の返事をきくと、みすみはのそのそソファーの下からでてくる。 もし、みすみに犬の尻尾と耳があったら、しゅん…となっているだろう。 澪はにやける顔をなんとかおさえて、どうしてこんな答えになったのか聞く。 「第一問目で『What are you going to do in the summer vacation?』と『あなたは夏休みに何をするつもりですか?』と聞いているのですが…」 「あっ…そうだったんだ…」 みすみは小さな声で呟いたつもりだったのだが… 「問題自体を理解していないのですか?」 澪の地獄耳には聞こえたようだ。 「いやいや、そのぐらいわかりますよ、ハハハハハ…」 「はぁ…、そしてあなたの答えは『Soon we'll die.』、『もうすぐ私たちは死にます』と答えたのですよ? あなたは、そんなに死にたいのですか?普通使わない言葉でしょう!こんなの」 「はい…」 .
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