変人の魅力の恐ろしさ☆

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「おやおや…」 「もう!いい寝る!寝てやる!」 みすみは偉そうにいうと、洗面所へ向かっていった。 澪はみすみを追いかけて、洗面所までいく。 「歯磨き☆歯磨き☆」 テンションが妙に高いみすみは、歯ブラシを手にとり、歯磨きを開始する。 「じゃあ、俺も」 「……………いまさらだけど何で、あたしの分の歯ブラシがあるの?何でペアルック?」 「オソロです、ちなみに歯磨き粉は俺と姫条さんとで一つ、つまり、間接キスですね」 ニコニコ笑いながら、言ってくる澪にムカムカしながら、歯磨きをする。 「かむせつひっつらんて気にひない(間接キッスなんて気にしない)」 「そうですか(ニコニコ」 ガラガラとうがいをしてさっさと(澪から逃げるように)自分の部屋と思われる部屋へ向かう。 「……………ない」 ベットがない… あぁ、布団なんだ。和風なんだ。 そう思いながら押し入れをさがす。 ある訳無い☆ だってどうみても、この部屋、洋風だもの… .
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