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「とぉーちゃぁく☆」
「はい」
に、しても…
注目されすぎだなぁ…
困ったもんだ…
ガヤガヤ…コソコソ…ザワザワ
『何?あれ?葉月先生と姫条さんが何で一緒の車から?』
『おかしいわよね?』
『意味わかんなぁーい』
「センセ…」
「気にしなくていいんですよ?」
「いや、ちがくて…あそこ」
みすみは人差し指をたてると校舎のあるところを指差した。
「「………」」
そこには、澪とみすみを、じぃー と見ている校長先生が…
「先生、もうそのうち先生じゃなくなりますね」
テンション高めにいうみすみにイラッときながら、平気な顔で「大丈夫ですよ」という。
「話し合いますから」
「先生の場合、話し合いじゃなく脅しになりそうな気がするんだけれども…」
「あくまで話し合いです」
そう言って、澪は校長先生がいる教室へとむかった。
一人になった、みすみ。
いやぁ~困りましたなぁ~。
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