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魔法と科学で歴史を作り上げた世界が此処にある…。
【エッセルーナ】
大きく分けて2つの国があり、双方の仲は常時、険悪化していく一方で互いの利益を求めては戦を繰り返す…それがこのエッセルーナでは当たり前のようになっていた。
魔法を筆頭とする国…
【セルマーナ】
科学を筆頭とする国…
【ヘッツェルリング】
と言う、共存すればより良い繁栄と成長が出来るにも関わらず双方は互いを嫌い、その全てを拒絶しているのが昔からの現状だ。
魔法を使う者は【スレイア】と呼ばれ、魔菌を源に体内の回路に順当させて術式、または詠唱文を読むことで神秘的な法式を生む。
またスレイアには生まれて持った素質で【属性】と言うものを宿し主な魔法はそれによって異なる。
火 水 風 雷 土…これが一般的な属性で五大属性と言われている。
それとは異なり稀にしか発見されない属性を【未属性】と呼び、極一部の人しか持ち合わせていない。
今発見されている未属性は…
光 闇 重 引 音 時 天候…だが、これ等以外にも発見はされていないがあると国の者は言う。
魔法の国で一番の権力を持つ組織として【Ⅹ機関】という政府直属の機関が存在する、彼等の仕事は科学の国を支配しさらなる権力を手にすること。
彼等に逆らえば排除の対象になり消される…と言う噂がある。
科学の力を使う者は【クゥード】と呼ばれ、国の中心核に聳え立つ最高峰を誇るハイテクコンピュータ【ネメス】を拠点に様々な物を作ったり、国の防衛システムを開花させたりなど、全て人の知識で生み出された物を使って生活を送る
また科学の力で生み出される兵器は魔菌とは違う特別な粒子を使って作られている為、魔法に対抗出来る武器が製造される。
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