ラクトとライル

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街灯が照らす夜道を 1台の車が走っていた。 サミュエル 「ラッキーだ。他の車がほとんどない。」 ルネ 「クリスマスの夜だもの。」 ラクトもライルは 車の後ろの席で寝ていた。 サミュエル 「クリスマスプレゼントが、 毎年高くなってきてるなぁ。」 ルネ 「今年は何を買ったの??」 車が赤信号で止まった 窓から空港が見える。 サミュエル 「ラクトは勇者が魔王を倒すゲーム、 ライルは魔王が勇者を倒すゲーム。」 ルネ 「まったく逆のゲームね…」 信号が青に変わって車が動きはじめた。 サミュエル 「本当だよ…探すのも大変だったし、 2人とも新作でギリギリだったからな。」 ルネは「おつかれさま」と サミュエルの頬にキスをした。 ルネ 「ラクト!!ライル!!着いたよ!!」
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