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気がつくと、灰色の光は目の前にいる。
影の腕から俺を守ってくれた。
ラクトは灰色の光は自分よりも
少し大きいことに気づいた。
180センチにいかないくらいだろうか…
突然、灰色の光から声がした。
「君は死なせない。
今だけ僕が守ってあげるよ。」
ラクトは声が出なかった。
なんて答えたらいいか分からない。
灰色の光は影の腕を消して、
バケモノの体を突き抜けた。
黄緑色の目をしたバケモノも消えた。
灰色の光が戻ってくる。
そして、光が強くなっていった。
あまりのまぶしさにラクトは目を閉じる。
「また会おう。」
ラクトは強い光に飲み込まれ、
意識を失った。
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