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クレア
「ラクトはここの事知りたくないのか?
じいちゃんは質問しかしないからな。」
ラクト
「教えてくれるのか?」
なんか聞いたらいけないと思った。
それに聞きたくなかった。
もう、どこでもいいよ。
クレア
「まただ。」
ラクト
「え?」
クレア
「考え込んでる。」
ラクト
「考えるだろ。
頭ん中ぐちゃぐちゃなんだから。」
クレア
「分からないことは私に聞け。
ラクトの力になるからな。」
クレアは笑顔で言ってくる。
なんだよ……優しい目になって…
ラクト
「…じゃあ、ここの事を教えて。」
クレア
「いいけど、何で顔が赤いんだ?」
ラクト
「はぁ!?赤くねーよ!!」
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