闇乃村

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ライルはメリルのいないうちに服を着た。 ドアが開く。 部屋に入って来たメリルは、 リンゴ3つと包丁と お皿をおぼんに乗せていた。 ライルの前でていねい皮をむき、 食べやすいように切る。 メリル 「どうぞ!」 ライル 「うん…」 ライルは手渡しでもらうことに、 また恥ずかしさが出てきたけど、 食べたいからもらった。 このリンゴおいしい… メリルはリンゴをむきながら話す。 メリル 「あの…どうしてうちの庭で 寝ていたのですか?」 ライルは皿に置かれた リンゴを食べながら話す。 ライル 「庭に?」 メリル 「ええ。 ここまで運ぶのは大変でしたよ。」 ライルはリンゴを口に入れる。 ライル 「いや俺は飛行機に乗って寝てたはず。」 メリル 「はあ…飛行機ですか…」
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