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黙り込んでいるライルが気になって、
メリルはライルの方を向いた。
メリル
「どうかしましたか?」
ライル
「俺この飛行機に乗ってたんだ!」
俺はテレビを指差しながら言った。
テレビの中の飛行機はスピードを上げて
なにかの建物に突っ込んで爆発…した…
ライル
「え…??」
ライルは無意識に腕を下げる。
メリルは笑いながらライルに話す。
メリル
「なに言ってるんですか?
えーっと…あなたはうちの庭にいました。
この飛行機に乗ってるわけ
ないじゃないですか!」
メリルは笑い続ける。
そして思い出したようにライルに聞く。
メリル
「そういえばあなた名前は?」
ライル
「ライル。…俺本当に乗ってたって。」
ライルが真剣に話すのを見てか、
メリルは笑うのをやめた。
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