友情の賞味期限

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その音に疑問を思った洋ランも、突き飛ばされた矢場久根もその方向を見た するとそこには矢場久根の一人を引きずりながら入ってくるゲキカラと上から飛び降りてきた白がいた ミャオ「ヤバい、あいつらだ」 ゲキカラと白を知っている山椒姉妹の二人は姿を見ると逃げていった 二人は真ん中で倒れている洋ランに近寄り抱き起こした ゲキカラ「学ラン」 洋ラン「何しに来た…、おめぇみたいな…クレイジーなやつが…出てくるほどの連中じゃねぇぞ…」 ハク「佐江…」 洋ラン「わりぃ…起こしてくれ…。休んでると…負けたと思われっからな…」 ゲキカラは起こそうとするが洋ランの怪我が酷く起こすことができなかった 痛さに顔を歪める洋ランを見て二人は言った ハク「もう終わったんだ…」 ゲキカラ「学ラン、お前つえぇな…」 洋ランはポケットから自分のクシを出した 洋ラン「俺のマジは…敦子と…マジ女のために…ある…」 洋ランはそう言うとクシを落とし気を失った マユゲ「なんだ今の?学園ドラマの再放送か」 カムバック「マジ!だって」 洋ランを見つめるゲキカラと白をよそに矢場久根は笑い出した ゲキカラはそんなことも気にせず落ちたクシを拾い洋ランの髪をといた
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