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「山ちゃん」 「ん?」 行為後 俺は裕翔くんを抱きしめて 頭をそっとなでる それを心地よく感じているのか やわらかな笑みを浮かべて 目を閉じる裕翔くん 「プレゼント」 「うん」 ふにゃりと笑った裕翔くんは 綺麗で かわいい 「ほら もう寝よ?」 「う…ん」 俺の言葉に 既に漕ぎ始めていた船を 一気に沖へと進めて 静かに目を閉じた そんな裕翔くんに 抱きしめる腕に力を込めて その温もりに俺も溶けていった END.
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