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だけど 時の流れは  俺たちの穏やかな日々を 奪っていった 一緒に並んでいたのに 気付くと彼は 俺よりもずっと後ろにいて それでも俺を支えようと 微笑んでいた 俺は 気付くのが遅すぎたのだ 忙しいのは言い訳に過ぎなかった 何もかも その言葉のせいにして 逃げていた .
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