01:始まり

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「ひっど!! まぁ…地味な子だよ~」 眞貴のがひどいだろ。 口には出さずにため息だけつく。 「頑張れよ~由貴斗」 他の奴らがニヤニヤ笑いながら俺にそう言ってきた。 「告白すりゃいいんだろ?」 「ちゃんと付き合ってね」 眞貴が付け足してそう言った。 「はぁ?」 「せめて一週間!! ちゃんと付き合ってね」 チッ… 「わぁったよ!! 今日の放課後にでも言うわ」 俺はそう言って屋上を出た。 「頑張れ~」 「ファイト!!ゆっきぃ♪」 .
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