03:嫉妬

16/20
前へ
/97ページ
次へ
「とにかくさ、頼む!! 俺に協力してくれっ!!」 今は、この理由で通すしかなくなってしまった。 今更、「嘘です」なんて言ったって変な顔されるだけだ。 那智は、しばし考えるそぶりを見せた後に言った。 「分かりました。 私でお役に立てるなら」 そう言って、少しぎこちない微笑みを見せてくれた。 「あ…ありがと」 .
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

165人が本棚に入れています
本棚に追加