コドンの想い

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コドンの体は、心の臓をえぐられ、血を吹き出しながら、ゆっくり下へと落下していった。 そこへ、セバンがやってきた。 「コドン!」とセバンは、叫ぶと、飛んで行って、コドンを抱き抱えた。 そして、セバンの家へ、コドンを連れて帰った。 ベッドに寝かせると、あらゆる薬草を調合し、傷口に詰めて、体を包帯できつく縛った。 コドンは、長い間眠っていた。 セバンは、ずっと祈っていた。
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