コドンの想い

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コドンが、うなされ、目を覚ました。 「コドン!目が覚めたか!」 「セバン…ここは、どこだ?」 「俺ん家だ。」と言って、セバンは、薬草茶を持ってきた。 「体にいい。飲め。」と言って、コドンに渡した。 コドンは、言った。 「俺は、いつから、曲がってしまったんだろう。」」 セバンは、言った。 「お前は、曲がった訳じゃない。知らなかっただけだ。人間には、悪の心があることを。」 コドンは、言った。 「俺は、お前がうらやましい。俺も、人間を守る為に神に創られた。へっ、人一人、助けたことなんて、なかったぜ。あげくの果てが、堕天使だ。堕天使なんてもんは、ひまだからやってるんだ。神に仕えていたほうが、いい。天使は、その為に創られたんだからな。」
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