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八日目の朝
コドンは、かばっと起きて、「ヒュー!」と叫んだ。
目の前にいるのが、セバンだとわかると、コドンはひどくビックリしていた。
傷口を触ると、なんともない…。
「これを、セバンお前がやったのか?
と、コドンは言った。
セバンは、言った。
「薬草には、詳しいんだ。」
「命の恩人だな。大きな借りができちまったな。」
セバンは、言った。
「借りは、返さなくていい。だけど、ひとつだけ約束してもらいたい。」
「なんだ?なんでも言えよ。」
「じゃぁ、言うけど、今度ヒューと闘う時には、俺も連れて行ってほしい。」
「それじゃ、今だぜ。」
「そう言うと思った。」と言って、セバンは笑った。
そして、セバンは、闘いに行く時に、神様から授かった木の箱をしっかりと、持って行った。
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