最後の聖なる戦い

3/4
前へ
/18ページ
次へ
コドンは、天使界の情報通でもあったので、相当裏の裏まで、ヒューのことを探ったが、誰一人として、 ヒューのことを知らないとお茶を濁らされた。 なにも、情報がなくて、困っていたところに、ヒューが現れた。 「俺を探すな。」と言って、一秒間に10発当てるパンチで、コドンに殴りかかってきた。 コドンは、そのパンチをまともに喰らってしまった。 次の瞬間、セバンは、神様から授かった、木の箱を開けた。 木の箱の中には、十字架が入っていた。 その十字架が、すごい光を放った。 ヒューは、その光で目が見えなくなってしまった。 「なにしてくれた!」ヒューが言うや否や、コドンは、持ってきたナイフをヒューの心臓に刺した。 しかし、ヒューは、ほぼ同時に持っていた鉄砲で、コドンのこめかみを、打ち抜いた。 二人共、地に落下していった。 そこへ、セバンが 「コドン!」と言って、十字架を投げた。 コドンは、十字架を掴んで、両手で握りしめた。 そうすると、コドンは光の殻に包まれ、浮上してきた。 ヒューは、地に落ちて、こなごなになって、死んだ。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加