2人が本棚に入れています
本棚に追加
「……私は、竹間壱護。漢字は、食べる苺じゃなく漢数字の壱に護衛の護だ」
「俺は、初音自由。自由って書く」
待て。なんだ、この流れ。
「皆、仲良うするんだぞー」
いつのまにか、立花復活してるし。
なんか。本当に。
「俺に関わると追ってが……く、まぁいい。お前は俺が護ろう」
黙れ、厨二病。
「仲良く……仲がよいさま。むつまじいさま。広辞苑より。よろしく、自由」
俺、この自由部とやらに入る流れじゃないか?
「妖精も、喜んでる」
マジ………で?
「よろしくなっ、自由」
涙の跡が残っている爽やかな笑顔で、立花は言った。
最初のコメントを投稿しよう!