偶然で

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はっ…はじめ君が? ―有り得ない 彼は私と関わっちゃいけない 彼の格が下がってしまう そんなの絶対いや、 バクバクと高鳴る心臓がうるさい中 その気持ちを閉じ込める それより眼鏡だ まず眼鏡がなきゃ彼の顔さえ見れない とにかく私の眼鏡が壊れたのは事実 多分、今までで最高に悪いできごと。 ついていないなぁ なんか頭ヒリヒリしてるし 「ほんとごめんな。弁償とか できねーけど、とりやえず俺この子 送るわ頭痛くない?大丈夫?」
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