波妖刀

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ギィ 扉を開けるとホコリっぽいにおいが鼻につく。 龍「うわー。すっげーなー。この部屋。」 悠「なんかいろいろ置いてあるぞ。」 狐「ここに置いてある物はすっげー高いらしいぜ。」 龍「へー。でもいそーだよなぁ。妖怪。」 悠「じゃ、探してみようぜー。」 狐「やっぱいねーってー。」 悠「そーだなー。」 龍「こんなとこにはいねぇのかな。」 悠「だなー」 狐「もー行こーぜ。」 悠「おぅ。・・・ん?あれなんだ?」 龍「刀・・・だよなぁ。」 狐「なんか書いてあるぜ。」 龍「そーとー古いんじゃねぇの?かすれてて見えねぇわ。」 悠「俺もだ。」 狐「波妖刀って書いてある。」 龍「狐太、お前よく読めたなぁ。」 悠「普通こんなかすれた字読めねぇぞ。」 龍「あぁ。そーだよ。」 狐「俺も不思議だよ。つーか、読めたってゆーより分かったって感じなんだよ。」
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