smoke on the water

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無色透明な時間がただただ流れるだけの日々 俺はそんな毎日に嫌気がさしていた。 だけども、かと言ってそれに反抗するだけの勇気も無くて「中間近いから勉強しろよ~」とか言われると流れに従って何の役にたつのか分からない勉強をダラダラやってしまう俺… ダメだなぁ… まぁ、そんなくだらない毎日にも1つだけ希望があった。 チョンチョン 「うんっ!?」 後ろから背中をつつかれ俺は振り返った。 後ろの席の女の子は折り畳んだ紙を突き出す。 「ありがとう」 俺は小さく言ってその紙を受け取り、静かに開いて目を落とした。 ~ライブん時、真空管アンプとトランジスタアンプの振り分けどーする?~
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