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「ヤッちゃえば？
ただの幼なじみだとエッチはしないけど、恋人だからこそ、するわけだし。
何か変わるかもよ？特に中学生なんて、高校生以上にそういうお年頃だから、志緒理にメロメロになるかもね」
「そ、そんなに変わるものなの？」
エッチするだけで、そんなに相手の態度って変わるの？
「当たり前じゃん！
和也なんて、ヤル前とヤッた後じゃ、全然態度違ったもん。以前なら他の男子と喋ったりしても平気だったくせに、許したとたんにすごい束縛しまくりなんだから！！
ちょっと、露出の激しい服を着ると、他の男が見るとかそんなのばっかりだよ」
ゴクリと唾を飲んだのが自分でもわかった。
ソレって、思い切り私の望むラブラブじゃない！！
エッチしたら、遙とラブラブ♪
「私、遙とエッチする！！」
思わず力んでしまった。
絶対、ラブラブになってやる！！
放課後、意気揚々と恵美と一緒にランジェリーショップに入った。
初エッチだもん、ちゃんとかわいい下着で挑みたいじゃん。
ピンクにレースがヒラヒラとしているかわいらしい下着セットを買った。
これで、遙と結ばれるんだ。
なんかドキドキする。
やっと、遙にすべてをあげられる。
そして、遙のすべてを受け入れられる。
帰宅して、窓辺に寄ると遙や友達の笑い声が部屋まで聞こえる。
何人くらいいるのかな？
すごく楽しそう。
ほとんど毎日のように、誰かが遙の部屋に遊びに来ている。
スラッシュでも思ったけど、かなり友達が多いんだろうな、本人は仲間って言い方をしてるけど。
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